無料ダウンロード電話通訳―息づかいから感じる日米文化比較 pdf

電話通訳―息づかいから感じる日米文化比較

によって スーザン小山


4.3 5つ星のうち(4人の読者)

無料ダウンロード電話通訳―息づかいから感じる日米文化比較 pdf - 内容(「BOOK」データベースより) 日本人、アメリカ人、こんなに違う考え方…21世紀アメリカとのつき合い方が見えてくる。通訳に興味のある人、もっとアメリカを知りたい人、そして日本人を知りたい人に贈る一冊。 内容(「MARC」データベースより) アメリカに20年住み、電話通訳会社の日本語在宅通訳を務める著者が、電話通訳という職業について、日米の違いについて、またそうした違いの先にある人間性のあれこれについて考えたことを綴る。 著者略歴 (「BOOK著者紹介情報」より) スーザン小山 静岡県富士市出身。離婚を機に渡米、その後大学に入る。コロラド州に20年を過ごし、最近アリゾナ州へ。現在は著作のかたわらインタネットを通じ、保留地訪問やアメリカインディアン支援を続ける。本業は翻訳と著作活動。学歴はメトポリタン州立大学で学士号(人類学、アメリカ史専攻)。デンヴァー大学で修士号(アメリカインディアン研究)。著書に『アメリカインディアン死闘の歴史』『インディアンカントリー心の紀行』『白人の国、インディアン国土』『大草原の小さな旅』。翻訳に『我らみな同胞』(アレン・C・ロス博士著)(異常すべて三一書房)がある(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

電話通訳―息づかいから感じる日米文化比較の詳細

本のタイトル : 電話通訳―息づかいから感じる日米文化比較
作者 : スーザン小山
ISBN-10 : 476846792X
発売日 : 2001/01
カテゴリ : 本
ファイルサイズ : 21.79 (現在のサーバー速度は19.9 Mbpsです
以下は 電話通訳―息づかいから感じる日米文化比較 の最も正直なレビューです。 この本を読んだり購入したりする場合は、これを検討してください。
内容ではなくて、文体が個性的で印象に残る本だったので、いつもは読んだ本のレビューなど書きませんが、書いてみたくなりました。どんな文体かというと、古めかしい表現が多く、アメリカのことを書いているのに、昭和の日本な香りがする不思議な文体です。古めかしいというと、林望の本みたいな上品な古めかしさが思い浮かぶけれど、そういう上質なものでは全くなく、でも下品っていうのとはちょっと違う。そして、文法的には間違っていないのだけど、どこかが変。シンプルで論文ぽい雰囲気があるのに、なぜか一回で理解できず、読み返したりする箇所が多数・・・等々、他の書籍では感じない微妙なストレスを感じる本でした。読みながら、ずっと、「この文章の何が他の一般的な文章と違うんだろう。何が原因で変なんだろう」と、書いてある内容よりも作文の技術とか表現方法などの文体解剖的なところに思いをはせるはめになりました。そういう意味で非常に興味深い本です。最初は、「長く別の言語環境にいると、日本語が変になるのかな?」と思ったけど、そういう種類の変とは違うような気がしました。ひとつ思ったのは、文語的な語が多用されている中で、急に口語的な表現が挿入されたりするからだろうかと思いました。たとえば、日本女性のイメージのことを「日本社会がはぐくむ可愛いおんな」と表現したり(普通は「可愛い女性」、と表現するのでは?)、いきなり「おっさん」と男性のことを表現したり。いずれにせよ、私には何が変なのか分析することができなかったので、文章技術や日本語などについて専門に研究されている方にぜひそこのところを解析していただきたいと思いました。ちなみに、内容については、他の方のレビューにもあるように、独善的な意見が目立ちますが、鋭い視点も多々あり、概ね楽しみました。日本人は、相手の反応をうかがっているうちに、会話を始めた当初の目的が分からなくなって、議論が意味不明なことになってしまう、などはオフィスでもよく見かけて日ごろからモヤモヤしていたことなので、なるほど、そういうことかと思いました。また、通訳というのは「靴の上からかゆいところをかいてあげるようなもの」という表現も鋭いと思います。

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