なぜ危機に気づけなかったのか ― 組織を救うリーダーの問題発見力本ダウンロード

なぜ危機に気づけなかったのか ― 組織を救うリーダーの問題発見力

によって マイケル・A・ロベルト


4.4 5つ星のうち(11人の読者)

なぜ危機に気づけなかったのか ― 組織を救うリーダーの問題発見力本ダウンロード - 「問題を解決することと、問題を見つけることは、まったく異なった能力である」――シドニー・フィンケルシュタイン(『名経営者が、なぜ失敗するのか?』著者)◆ 問題を解決する前に「発見」せよ ◆問題を解決するには、まず「問題」がわかっていなければならない。企業をはじめ、多くの組織において問題は隠れてしまい、いくら問題解決法を知っていても、「解決すべき問題」が何か、わかっていないことが問題になっている。問題が起こり、大事故・大惨事に発展してから解決策を見出すより、問題になりそうなことを早くに発見し、まだ軽微なうちに手を打つことのほうが価値がある。しかし、手遅れになってからやっと危機に気づいたり、見当違いの問題を解決しようとしている場合さえある。現実の世界では、リーダーはまず問題を発見しなければならない。解決すべき問題が何かを把握する。真の問題を見極めることが最も難しい課題である。◆ 優れたリーダーが実践する、問題発見7つのスキル ◆優れたリーダーは、危機を未然に防ぐべく、問題を発見する能力を身につけている。本書では、150人以上の経営者へのインタビューと、ビジネス・政治・軍事・スポーツ・医療など数々のケーススタディを分析。優れた問題発見者となるために、リーダーがマスターすべき7つのスキルと能力を示す。

なぜ危機に気づけなかったのか ― 組織を救うリーダーの問題発見力の詳細

本のタイトル : なぜ危機に気づけなかったのか ― 組織を救うリーダーの問題発見力
作者 : マイケル・A・ロベルト
カテゴリ : Kindleストア
ファイルサイズ : 24.45 (現在のサーバー速度は26.08 Mbpsです
以下は、なぜ危機に気づけなかったのか ― 組織を救うリーダーの問題発見力に関する最も有用なレビューの一部です。 この本を購入する/読むことを決定する前にこれを検討することができます。
本書の基本的な考え方は、冒頭の「あの人たちは解決方法がわからないのではないのです。何が問題なのかわかっていないのです」というイギリスの推理作家チェスタートンの言葉に集約されている。問題を解決することと問題を見つけることはまったく異なった能力なのだ。火災が起きて消火にあたるよりは、早めに煙を見つけることのほうが大切だ。著者は、ハーバード大学ビジネス・スクールの教授としての経験から、豊富な実例をあげて説得力のある問題発見のスキルをわかりやすく説明している。トヨタ自動車の生産現場における「アンドン方式」による問題発見の方法をほめているが、最近のリコール問題における同社の対応を見ていると、同社は「情報のフィルタリングを避けよ」と説く著者の注意に耳を傾けていなかったようだ。そのほかにもなるほどと思われる問題発見の手掛かりが述べられているので、組織のリーダーはもちろん、一般のビジネスマンであれば一読の価値があろう。

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