江戸の暮らしが見えてくる地図で読み解く江戸・東京 (ビジュアルはてなマップ) mobiダウンロード
江戸の暮らしが見えてくる地図で読み解く江戸・東京 (ビジュアルはてなマップ)
によって 江戸風土研究会
4.8 5つ星のうち(4人の読者)
江戸の暮らしが見えてくる地図で読み解く江戸・東京 (ビジュアルはてなマップ) mobiダウンロード - 内容紹介 人口約1316万人、都市圏人口や都市GDP世界1位を誇る大都市・東京。その礎は、410年前に開かれた江戸の街にまでさかのぼります。本書は、江戸の知恵と街づくりやその変遷について、現在の東京との比較を通して知ることができる書です。江戸時代の地図と現代の東京の地図を比較しながら、江戸時代の暮らしや文化を解説します。現在の東京に残る江戸の姿を楽しむとともに、この都市がどのようにして今の姿になったのかがわかります。地図を見ながら江戸の文化に思いを馳せ、古の江戸を知り現在の東京を知ることができる1冊です。 内容(「BOOK」データベースより) 江戸と東京を地図から比較。江戸開府から400年超―地図を見ながら江戸の文化に思いを馳せる。 著者略歴 (「BOOK著者紹介情報」より) 津川/康雄 1953年、東京都生まれ。立命館大学大学院地理学専攻博士後期課程単位取得、博士(文学)。高崎経済大学地域政策学部教授。専門は人文地理学(都市地理学、ランドマーク研究)(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです) 続きを見る
江戸の暮らしが見えてくる地図で読み解く江戸・東京 (ビジュアルはてなマップ)の詳細
本のタイトル : 江戸の暮らしが見えてくる地図で読み解く江戸・東京 (ビジュアルはてなマップ)
作者 : 江戸風土研究会
ISBN-10 : 4774172979
発売日 : 2015/4/23
カテゴリ : 本
ファイルサイズ : 24.4 (現在のサーバー速度は21.72 Mbpsです
以下は 江戸の暮らしが見えてくる地図で読み解く江戸・東京 (ビジュアルはてなマップ) の最も正直なレビューです。 この本を読んだり購入したりする場合は、これを検討してください。
最近、江戸浅草人気で類似本も増えていますが、これはなかなかです。まず特色として、江戸初期から幕末までの、江戸の大づかみな発展史が判り易い。朱引き・黒引きの境も時期と同時に変遷しているので、それを軸に、武家町・町人町・寺社町といった都市計画的な拡張と、その折々の各住民層の暮らしぶりもコンパクトにまとめられています。また、今に残るランドマークを上手く使った表記も巧みで、大まかな行政中心としての「江戸」の姿がよく判るのもよいです。当時はある意味、将軍(≒江戸幕府)を中央政権として置いて、地方は言わば今の首長に当たる藩の大名の自治によっていました。ただし、藩制の「鉢植え化」があったこともまた事実です。最近の話題として大阪都構想がありました(過去形)が、行政府:江戸、商業府:大阪、宗教府:京都というような大まかな都市機能分離と、一方では自治権が大きかった地方都市の発展や、江戸の町人文化の一種のヲタク化の芽生えが既に感じられる部分もあります。敢えて星4つにしないのは、徳川家康の入府以前からの通史がいくらかでもあったら、というところ。マクロなまとめとしてそこから起こしていれば、「地図で読み解く」という点では、インデクックス的な元本として機能できるでしょう。特気すべきは、水道網の整備が(簡略ながら)記載されている点。こちらは個別の資料も多いのですが。もっと詳細なものとしてはこちらが詳しい。ただし、時間軸が狭いのが難点です。東京時代MAP―大江戸編 (Time trip map-現代地図と歴史地図を重ねた新発想の地図-)歴史散歩のポケットブックの定番はこれ。レビュー書のランドマークから上手く活用すると自分なりの満足が。江戸寺社大名庭園 路線図入り御江戸大絵図付 (シリーズ古地図物語)また、少々古いですが、江戸庶民の暮らしをコミカルかつ一定の裏付けを以て書かれたものがこちら。楽しいです。一日江戸人 (小学館文庫)
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